イスラム教改宗、既婚者は離婚成立後に…Nセンビラン州が新法導入へ…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
イスラム教徒の女性(資料画像)
イスラム教徒の女性(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

ネグリ・センビラン州政府はイスラム教への改宗を希望する既婚者は、非イスラム法に基づく婚姻による配偶者との離婚を成立させてから改宗を行うべきとする新法を導入すると発表した。

改宗希望者は離婚成立後にイスラム教への改宗を宣誓することが可能となる。正式に宣誓を行うことで死亡した場合の遺体の処理方法など適切な対応が可能となる。

ネグリ・センビラン州のモハマド・ハサン首相は、イスラムの尊厳を守るための動きであるとし、イスラム教に改宗した配偶者による、離婚前の未成年の子供の改宗や連れ去り、あるいは家族に秘密でイスラムに改宗していた故人の遺体引き渡しや、火葬の是非を巡る事件が多いことから、こうした混乱を解消するための対応策であると明らかにした。

イスラムでは火葬はされず遺体は土葬されるが、個人の改宗に関する手続き不足などで問題となることがマレーシアでは多々あるという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  7. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  8. アウディ『Q3』新型、先進ライト技術と電動化で進化…PHEVのEV航続は119kmに
  9. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  10. 日産 リーフ 新型のバッテリーは52kWhと75kWh
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る