米国の高級二輪メーカー、ハーレー・ダビッドソンは1月29日、2014年の通期(1-12月)決算を公表した。
同社の発表によると、子会社の関連商品部門などを含めた総売上高は、62億3000万ドル(約7410億円)。前年実績の59億ドルに対して、5.6%の伸びを示した。
また、純利益は8億4460万ドル(約1000億円)。前年実績の7億3400万ドルに対して、15%の増益を達成している。
2014年の世界新車販売(出荷ベース)は、前年比2.7%増の26万7999台。市場別では、地元の米国が前年比1.3%増、アジア太平洋地域が前年比11.8%増、中南米が前年比2.1%増。一方、カナダは前年比10.8%減と落ち込む。
ハーレー・ダビッドソンのキース・ワンデル会長兼社長兼CEOは、「2014年、ハーレー・ダビッドソンは素晴らしい業績を残した。2桁の増益、そして売上高が60億ドルに届いた」とコメントしている。