ボルグワーナー、VW にエンジン部品供給…メキシコ生産車に
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ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーがフォルクスワーゲンに供給するのは、メキシコで現地生産されるフォルクスワーゲンの2.0および1.8リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンの部品。このエンジンは、『ジェッタ』や『ザ・ビートル』などに搭載される。
フォルクスワーゲン車に採用されるボルグワーナーのエンジン部品が、イグニッションコイル。ボルグワーナーによると、エンジン性能を高め、燃費や排出ガス性能を引き上げる効果があるという。
ボルグワーナー・エミッションズシステムズのブラッドリー・エリクソン社長は、「フォルクスワーゲンの最新ガソリンエンジンに、先進のイグニッションシステムを供給できることは喜ばしい限り」と述べている。
《森脇稔》