太田国交相、タイのプラジン運輸相と会談…鉄道整備に協力

鉄道 企業動向
「鉄道分野における協力に関する覚書」に調印した太田国交相(右)とプラジン運輸相(左)。
「鉄道分野における協力に関する覚書」に調印した太田国交相(右)とプラジン運輸相(左)。 全 2 枚 拡大写真

【タイ】太田国交相は9日、タイのプラジン運輸相と東京で会談し、タイ国内の鉄道整備に関する協力覚書に調印した。

 骨子は▼在来線(メーターゲージ)の改良、または、標準軌新線の整備による、◎バンコク―タイ北部チェンマイ市◎ミャンマー国境のタイ北部ターク県メーソート市―ラオス国境のタイ東北部ムクダハン市――を含むタイ全土の鉄道整備に関する将来の協力可能性の追求▼ミャンマー国境のタイ西部カンジャナブリ市―バンコク―タイ東部チャチュンサオ市―カンボジア国境のタイ東部サケーオ県アランヤプラテート市◎バンコク―タイ東部レムチャバン港――の鉄道整備に関する調査研究協力――など。

 メーソート―ムクダハンはミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムを結ぶ東西経済回廊、カンジャナブリ―アランヤプラテートはミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムを結ぶ南部経済回廊の一部。

 9日に行われた安倍首相とタイのプラユット首相の会談では、カンジャナブリの西、ミャンマー南東部ダウェーの経済特区開発に日本が参画することで両国が合意している。

タイの鉄道整備、日タイが協力覚書調印 南部経済回廊線など

《newsclip》

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