【シカゴモーターショー15】トヨタ 86 、最優秀カスタマイズ車を出展…モチーフは70年代レーサー

自動車 ニューモデル 新型車
サイオンFR-S(トヨタ86)by Speedhunters
サイオンFR-S(トヨタ86)by Speedhunters 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は1月30日、米国で2月12日に開幕するシカゴモーターショー15に、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)のカスタマイズカーを出展すると発表した。

この86のカスタマイズカーは2014年11月、米国ラスベガスで開催されたSEMAショー14で初公開。サイオンは、SEMAショー恒例の「チューナー・チャレンジ」を開催している。

今回のチューナー・チャレンジでは、カスタマイズのベース車両に86を起用し、チューナー3社が腕を競った。サイオンがメディアパートナー3社に、FR-Sと1万5000ドルを支給。メディアパートナー3社はそれぞれ、チューナーに協力を依頼。1万5000ドルの予算内で、3か月の期限内に、最高のカスタマイズを追求した。

3台の中で、最優秀作品に選ばれたのが、シカゴモーターショー15に出品される「Speedhunters」がカスタマイズした1台。1970年代、米国のIMSAで活躍した日本のレーシングカーがモチーフ。ワイドフェンダー化された白いボディに、フェンダーミラーを組み合わせ、当時のレーシングカーを表現する。

2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンには、コスワース製のスーパーチャージャーを追加するなどのチューニングを実施。足回りは、サスペンションとブレーキを強化。室内は、運転席以外のシートを取り払い、ロールケージを組み込む。

サイオンのモーターショー&イベント担当、ランディ・ジョー氏は、「サイオンは顧客と、様々な方法でのつながりを模索している。シカゴモーターショー15での展示も、その一環」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  4. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る