宮城県の酒造メーカー、一ノ蔵酒類販売は9日、クアラルンプールのルネサンス・ホテル、卸売業・飲食業を手掛けるダイショー・フード(M)と共同で、マレーシア地元の愛好家らを集めて日本酒の試飲会を開催した。
試飲会はルネサンス・ホテルの和食レストラン「嵯峨野」で行なわれ、在留邦人やマレーシア人愛好家ら30人あまりが出席。「純米大吟醸・蔵の華」「特別純米酒・辛口」「梅酒・ひめぜん」「発泡清酒・すず音」の4種を、嵯峨野の日本酒の趣向に合わせた料理とともに味わった。
試飲会に先だって日本酒のレクチャーを行なった一ノ蔵の榎本一仁さんは「日本の伝統である日本酒を広めたい。どうのように日本酒を楽しむのか思いを伝えたい」と語った。同社では、こうした試飲会を再び開催したい考えだ。