【スーパーフォーミュラ】可夢偉「日本最高峰のカテゴリーを盛り上げたい」…チームルマンがファンミーティング開催

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
チームルマン ファンミーティングの様子
チームルマン ファンミーティングの様子 全 14 枚 拡大写真

全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦するチームルマンは11日、東京お台場にあるMEGAWEBで参戦発表を兼ねたファンミーティングを開催。今年12年ぶりに国内シリーズで戦う小林可夢偉も登場した。

トヨタは1月30日に同会場で2015年のモータースポーツ体制発表会を行ったが、可夢偉はWEC車両のテストのため出席することは出来なかった。その代わりも兼ねて今回チームルマンとしてMEGAWEBでファンを交えたトークショーやサイン会などのイベントを開催。

開演は14時からだったが、今回は枚数限定でサイン会やフォトセッションなどに参加できる整理券を午前11時から配布。わずか15分で予定枚数が終了し、ステージ前には可夢偉の応援キャップやユニフォームを着たファンも多数集まった。

チームメイトの平川亮とともに登場した可夢偉は、初めてチームルマンのウエア姿を披露。ファンからの温かい拍手に出迎えられ、笑顔をみせた。

トークショーでは注目のスーパーフォーミュラ参戦を決意した経緯を披露。「日本にはSUPER GTもあるけど、スーパーフォーミュラも国内最高峰のカテゴリーだし、何よりドライバー同士の腕で戦えるレースです。それを盛り上げていくということも大切。日本のモータースポーツが大きく変わるチャンスは今なのかなと思い、このスーパーフォーミュラに参戦することを決めました」と語った。

会場では、昨年参加した岡山国際サーキットでのテスト風景の動画も公開され、初めてドライブしたダラーラ『SF14』については、「走り出しから乗りやすくて、セッティングを変えても忠実に変化を感じることができて、クセがないクルマだなと感じました。F1ではチェッカーを受けるまでにいかに効率よく走るかを考えなければなりませんでしたが、スーパーフォーミュラでは常に100%で走って、それで誰が速いかを勝負できるカテゴリーだなと思います」と、好印象を持っている様子。

最後に今シーズンの意気込みについて聞かれると、「ドライバーとしての仕事はとにかくレースで勝つこと。それに加えて、日本のカテゴリーはサーキットに来てレースを観て欲しいなという思いもあります。皆さんが来場して、“来てよかったな”というイベントにするのも僕らの目標でもあるので、それを実現したいですね。今シーズンは時間があれば、是非サーキットにも応援に来てください」とファンに笑顔で呼びかけていた。

トークショー後は、整理券で入場したファン限定でサイン会が行われた他、ステージ横に展示されたマシンを使ってのフォトセッションなども行なわれ、僅かな時間ではあったがファンと交流。改めて今シーズンの活躍を誓った。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 「アルテッツァジータの再来か?」レクサスの新型『ES』にワゴン導入の噂、SNSでは「夢がある」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る