JR四国、高徳線全通80周年の記念イベント実施

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高徳線を走る特急『うずしお』。同線は今年3月20日に全通80周年を迎える。
高徳線を走る特急『うずしお』。同線は今年3月20日に全通80周年を迎える。 全 2 枚 拡大写真

JR四国は2月10日、高徳線の全線開業80周年を記念したイベントを3月から5月にかけて実施すると発表した。記念列車の運行などを行う。

高徳線は高松~徳島間74.5kmを結ぶJR四国の鉄道路線。1899年から1923年にかけて、徳島方の区間が徳島鉄道や阿波鉄道の手により開業(後に国有化)し、1925年以降は高松方の区間も順次開業した。全通は1935年3月20日で、今年3月20日に全線開業80周年を迎える。

記念列車は『沿線探検スロー列車partIII』と題し、3月22日に高松発徳島行き『みどりの友達☆オリーブ号』、3月29日に徳島発高松行き『みどりの友達☆すだち号』として運行される。列車の前後には、80周年をイメージした専用ヘッドマークが取り付けられる。また、3月22日は高松駅、3月29日は徳島駅で、それぞれ記念列車の出発式が行われる。

運行時刻は『オリーブ号』が高松8時52分発~徳島16時11分着、『すだち号』が徳島9時09分発~高松16時11分着。高松~徳島間の所要時間は特急列車で1時間前後、普通列車でも2時間台だが、『オリーブ号』『すだち号』は途中駅で長時間停車しながら、約7時間かけて走破する。乗車に際しては申込みが必要で、2月16日の11時からJR四国の旅行センター「ワープ」などで予約を受け付ける。募集人数は1回あたり100人。

このほか、3月20日から4月19日まで、徳島駅と板野駅で80周年記念写真展を実施。開業当時の写真などを展示する。また、3月上旬から5月上旬までは、無人駅を含む高徳線の全29駅で、記念ののぼり旗を掲出する。

《草町義和》

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