大井川鐵道、井川線「アプト」25周年のフォトコンテスト実施

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大井川鐵道は井川線のアプト化25周年を記念したフォトコンテストを行う。写真は井川線アプト区間で使われているED90形電気機関車。
大井川鐵道は井川線のアプト化25周年を記念したフォトコンテストを行う。写真は井川線アプト区間で使われているED90形電気機関車。 全 2 枚 拡大写真

大井川鐵道は、「南アルプスあぷとライン」こと井川線のアプト式化25周年を記念して開催するフォトコンテストの作品を募集している。

6月上旬から発売する2016年の販売用カレンダーへの採用を前提としたコンテストで、テーマは「井川線の魅力」。井川線沿線で撮影された未発表の作品に限られるが、被写体が鉄道でないものでも応募可能。「きかんしゃトーマス」に関連したものが入った写真は選外になる。

フィルム・デジタルを問わないが、デジタルの場合は1000万画素以上で撮影されたものに限る。応募点数は3枚までで、組写真は不可。サイズはフィルムがカラープリント四つ切り、デジタルがA4サイズの写真用紙となる。締切は4月15日(必着)。

最優秀賞1名と優秀賞6名、佳作若干名が選ばれ、最優秀賞と優秀賞には井川線の年間フリーパスと副賞、佳作には粗品をプレゼントする。また、先着100人に参加賞をプレゼントする。

井川線は千頭(静岡県川根本町)~井川(静岡市葵区)間を結ぶ25.5kmの路線。その発祥は1935年3月に開通した大井川電力の専用鉄道で、中部電力の専用鉄道を経て1959年8月から旅客営業を開始した。1990年10月にはアプトいちしろ~接阻峡温泉間が新線に切り換えられ、最大90パーミルの急勾配が控えるアプトいちしろ~長島ダム間は日本の鉄道で唯一の「アプト式」と呼ばれるラック式鉄道となり、現在に至っている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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