JR東日本、快速『あいづライナー』のさよなら団体列車を運行…3月15日

鉄道 企業動向

JR東日本仙台支社は3月15日、磐越西線の快速『あいづライナー』の運行終了を記念し、「さよなら『あいづライナー485系』」と題した団体臨時列車を郡山~会津若松間で運行する。

快速『あいづライナー』は2003年10月のダイヤ改正で、それまでの特急『あいづ』『ホリデーあいづ』を快速に格下げする形で登場した列車。2004年8月にいったん運転を休止したが、2007年3月改正で復活した。車両の老朽化を受け、今年3月14日のダイヤ改正にあわせて運転を終了する。

車両は2007年の復活当初、仙台車両センターに所属する「あかべぇ」塗装の485系電車が使われていたが、2011年6月には国鉄特急色に塗り替えられた。その後、2012年2月には小山車両センターから仙台車両センターへ転属した485系が「あかべぇ」と「起き上がり小法師」のラッピングを施されて『あいづライナー』に投入。国鉄特急色車は検査時や故障時の代走用に充当されるようになっていた。

団体臨時列車は郡山11時10分発~会津若松12時40分着、会津若松15時39分発~郡山16時54分着の時刻で運行される。郡山発の片道コースと会津若松発の片道コースの二つが設定されており、旅行代金はどちらも大人1800円・子供1200円。参加者には、記念の乗車証明書と「あかべぇ」のオリジナルヘッドレストカバーがプレゼントされる。

申込みは2月12日14時から、JR東日本仙台支社のウェブページ「旬な旅」で受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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