【ホンダ ジェイド 発表】乗車定員6名「2列目をゆったり座ってもらう」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ ジェイド
ホンダ ジェイド 全 12 枚 拡大写真

ホンダが2月13日に発売する乗用ミニバンタイプの新型ハイブリッド『ジェイド』の2列目シートは、「Vスライドキャプテンシート」と名付けた斜め後方に大きくスライドする機構を備えている。このため3列シートながら乗車定員は6名となっている。

開発責任者を務める本田技術研究所の印南泰孝主任研究員は「2列目をゆったり座ってもらおう、パーソナル感をもって座って頂こうという考え方でキャプテンシートにした」と語る。

というのも「『オデッセイ』、『ストリーム』に乗られている既納客をメインに乗用ミニバンのお客様の使い勝手をかなり調べたところ、多人数乗りでも最大4人が85%だった。たまに実家に帰った時におじいさんを乗せるといった場合でも最大6人という結果が9割を占めた」からだ。

しかも「『ステップワゴン』になると通常でも5人乗るという方が結構いらっしゃるが、オデッセイ、ストリームを選択されたお客様に関しては普段使いの平均値は多人数乗りでも2人」という。このため「普段の使い勝手をベースに2列目をゆったり座ってもらおうと考えた」というわけだ。

ちなみに日本に先行してジェイドの販売を開始している中国市場向けには日本と同じ3列シート仕様に加えて、2列シート仕様車も設定されている。印南氏によると「基本は2列シートのマーケット。ステーションワゴン的な使われ方をされる方が圧倒的で2列仕様が販売の7割を占めている」という。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る