ヤマハ柳社長、先進国二輪車事業の黒字化にメド

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ YZF-R25
ヤマハ YZF-R25 全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長は2月12日の決算発表会見で、リーマン・ショック時から赤字が続いている先進国向け二輪車事業が、今期(2015年12月期)に「黒字化のメドがつく」との見通しを示した。

【画像全2枚】

日米欧を中心とする先進諸国での二輪車事業は、需要の成熟化もあって2008年のリーマン・ショック当時から、メーカー各社が苦戦に直面してきた。ヤマハも同年12月期から赤字に転落、需要が回復してきた前期の14年12月期も132億円の営業損失が残っている。

同社は今期、新モデル効果などにより先進国市場で前期より8%多い44万5000台の販売を計画している。この増収効果や開発段階からのコスト低減活動、円安効果などにより、「経営の大きな課題だった先進国の黒字化」(柳社長)が見えてきた。今期では、まず損益トントンの赤字解消にもっていきたいという。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る