【ホンダF1】絞り込まれたサイドポンツーン、MP4-30のディテールをチェック[写真蔵]

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ホンダF1記者会見で展示された、マクラーレン・ホンダ『MP4-30』
ホンダF1記者会見で展示された、マクラーレン・ホンダ『MP4-30』 全 40 枚 拡大写真

2月10日、ホンダは都内の本社でF1参戦の記者会見を開いた。壇上には、2015年のマシン、マクラーレン・ホンダ『MP4-30』が展示されていた。

【画像全40枚】

MP4-30に搭載されるパワーユニット(PU)はホンダ製「RA615H」。V型6気筒の1.6リットル直噴ターボエンジンに、エネルギー回生システム「ERS」を組み合わせる。このシステム、2013年までは運動エネルギー回生システム「KERS」の名が付いていたが、昨年からは「K」が取れた「ERS」となった。従来の「KERS」は、ブレーキング時に運動エネルギーを回生し電気に変えていたが、ERSではこのほかに、排気ガスの熱エネルギーに電気に変えるダブル回生となったため「キネティック(運動)」を表す「K」が外れた「ERS」の名になっている。伊東孝紳社長は会見で「新しく導入されたレギュレーションは、究極のエネルギーマネジメントであり、明日のホンダの技術に生かされる」と述べている。

昨年のマクラーレンのマシンは、レギュレーションを満たすためにノーズ先端に突起物が付いた、いわゆる「アリクイ・ノーズ」を採用したデザインだったが、2015年のマシンでは突起物は見当たらず、バルクヘッドの幅そのままに先端まで伸びたノーズを採用している。

サイドポンツーンは、昨年よりもかなり絞り込まれたデザインを採用。ホンダ製のPUはライバルに比べてコンパクトだと言われているが、マクラーレンとホンダが緊密に連携しなければ、リアをここまで絞り込むことはできなかっただろう。

しかし、PUをコンパクトにすると熱対策が難しくなってくる。ヘレス・テストでは、熱による細かいトラブルが多発しライバルよりも少ない距離しか走行できなかった。2月19日~22日と2月26日~3月1日の2回、スペインのバルセロナでテストが残されているが、開幕までに十分な信頼性が確保できるか、ホンダの力の見せ所である。

《橋本 隆志》

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