11日にエバートンと対戦したチェルシーは、終盤にMFウィリアンのゴールで1-0と勝利した。この試合では両軍選手が小競り合いを起こし、退場者を出す騒ぎともなった。
その中で渦中の人と騒がれていたチェルシーのDFブラニスラフ・イバノビッチ。相手選手の首を絞めたり、噛みついたりしたのではないかと指摘されていたが、イングランドサッカー協会(FA)は12日、イバノビッチを処分しないと発表した。
試合後の会見では、イバノビッチの件を聞かれたチェルシーのモウリーニョ監督が、「もう1度質問されたら私は出て行く。そうなれば君たちも不満だろう」と、記者団を牽制する場面も見られた。
一方エバートンのロベルト・マルティネス監督は、判定について不服なようだ。
「マルティネス監督:イバノビッチの行いが良くないものであることは、映像を見れば明らかだ。本来のルールならレッドカードだろうが、何の判定も下らなかった」
サッカーで噛みつきと言えばルイス・スアレスが有名だ。イバノビッチは以前、スアレスに噛みつかれたことがあり、今回の件は噛みつきの連鎖としてメディアを賑わせている。