捜査車両を運転中に2人死傷の事故を起こした警視を在宅起訴

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2013年12月、広島県福山市内の市道で、交差点を進行していた警察の捜査車両と軽乗用車が出会い頭に衝突。軽乗用車側の2人が死傷した事故について、広島地検は13日、捜査車両を運転していた58歳の警視の男を自動車運転過失致死傷罪で起訴した。

問題の事故は2013年12月5日の午前11時30分ごろ発生している。福山市神辺町下御領付近の市道(幅員約3.5mの直線区間)で、交差点を進行していた広島県警・福山北署の捜査車両と、交差進行してきた軽乗用車が出会い頭に衝突した。

この事故で軽乗用車は中破。助手席に同乗していた93歳の女性が死亡。運転していた同市内に在住する63歳(当時)の女性が重傷を負った。現場の交差点には信号機が設置されておらず、一時停止義務は捜査車両側にあり、警察は運転していた同署の58歳警視から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いていたが、聴取に対しては「漫然と運転していて、接近するクルマに気がつかなかった」などと供述していた。

検察も捜査を行ってきたが、警視が運転する捜査車両は一時停止を怠ったほか、50-60km/hで交差点に進入したものと判断。13日までに自動車運転過失致死傷罪で在宅起訴した。

《石田真一》

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