シーサイドラインの駅に「上りたくなる階段」設置

鉄道 行政
金沢八景駅の「上りたくなる階段」。海を描いたイラストで装飾する。
金沢八景駅の「上りたくなる階段」。海を描いたイラストで装飾する。 全 2 枚 拡大写真

横浜市健康福祉局などは2月16日、横浜シーサイドラインの金沢八景・市大医学部両駅(金沢区)に「上りたくなる階段(健康階段)」を実験的に設けると発表した。

階段や階段前の床にイラストなどを描くことで階段を上りたくなるよう仕向け、シーサイドライン利用者の運動不足の解消を狙う。発表されたイメージ図によると、金沢八景駅の階段は、イルカなどの動物が浮かび上がる海を描いたイラストで装飾。市大医学部駅の階段も幾何学模様で装飾し、「毎日無料フィットネス」の文字を入れる。

健康福祉局などによると、広告的視点を採り入れることで健康行動を自然に動機づける方法の研究(広告医学プロジェクト)を、横浜市立大学と電通が進めている。同プロジェクトと包括協定を締結している横浜市と連携して「上りたくなる階段」に取り組むことになり、同市が出資している横浜シーサイドラインの駅に設けることになった。

実験期間は2月17日から3月19日までの約1カ月間。2月17日から市大医学部駅、翌18日から金沢八景駅に、それぞれ「上りたくなる階段」を設ける。

《草町義和》

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