TRWオートモーティブ、自動運転部門を拡充

自動車 ビジネス 企業動向
TRW 緊急回避ステアリング支援イメージ
TRW 緊急回避ステアリング支援イメージ 全 1 枚 拡大写真

TRWオートモーティブ・ホールディングスは、自動運転部門を拡充すると発表した。

自動運転技術には、センサーとコントローラ、アクチュエータ間の統合レベルを高めるとともに、冗長性が必要不可欠だが、TRWではこれら分野で自動車メーカーと連携するため体制を強化する。具体的には、自動運転システム向けのエンジニアリングチームの規模を2015年中に倍増し、日本、欧州、北米での製品開発に対するニーズに対応していく。

TRWでは、運転支援システムの製品ポートフォリオ全体の拡大を目指しており、全社的に技術者の採用を進める。

同社では、アクティブセーフティシステムポートフォリオ部門副社長にブライアン・ロー氏を任命した。ロー氏は、運転支援用の各種センサー、セーフティドメインECUの開発、自動運転実現に向けた戦略立案、遂行を統括する。

また、アクティブセーフティエンジニアリング部門を新設、ディレクターに、ハンス・ゲルト・クレケルス氏を任命した。クレケルス氏は、運転支援用センサー、セーフティドメインECU、自動運転に必要なソフトウェアを担当する。

自動運転技術を統括するTRWのエレクトロニクス事業は、過去3年間で急成長しており、世界全体で650人を超える技術者を採用している。採用された技術者の多くは、北米、欧州にあるテクニカルセンターで、レーダーやカメラの先進技術の開発に従事する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  4. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  5. 空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
  6. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  7. ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から
  8. ロイヤルエンフィールド INT 650 発売、価格は94万7100円より…ブラックアウトの「DARK」を新設定
  9. メルセデスAMG GT 新型に816馬力の電動「63」登場…0~100km/h加速2.8秒
  10. 自動運転「レベル4~5」は実現しない? 国際学会が自動運転技術に警鐘
ランキングをもっと見る