OKIエンジニアリング、航空・宇宙向け半導体部品の耐性評価試験を開始

航空 企業動向
OKIエンジニアリングの遠心定加速度試験装置
OKIエンジニアリングの遠心定加速度試験装置 全 1 枚 拡大写真

OKIエンジニアリングは、航空・宇宙分野向け半導体部品の定加速度に対する耐性を評価する「定加速度試験」を2月21日から開始すると発表した。

陸上輸送機・航空機・ロケットなどに使用されている電子部品や半導体部品は、通常の重力以外に、定常的な加速度環境から力を受ける。この影響を「定加速度試験」で調べることが可能。

同社が今回提供を開始する「定加速度試験」は、対象部品に各方向へ最大加速度30000Gを加えることにより、通常の振動・衝撃試験では検出できない部品の構造上・機械的欠陥を検出する。これにより航空・宇宙分野の半導体部品などマイクロエレクトロニクスデバイスのパッケージ、内部メタライゼーション、リード線機構、ダイ、基板の付着性を確認できる。

また、同社では「定加速度試験」とともに、部品の状態や欠陥の観察から、将来故障に至る危険性を推定する「良品解析」や、耐熱性、耐寒性、金属非腐食性など、様々な「信頼性環境試験」といった従来提供してきたサービスを組み合わせて一括して提供する。

「定加速度試験」は1件当たり18万円からで、「良品解析」が1件当たり15万円から。販売目標は年間1200万円を計画している。

《レスポンス編集部》

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