気象庁、火山の情報発表に「噴火速報」(仮称)を新設

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 国土交通省・気象庁は18日、火山噴火予知連絡会 火山情報の提供に関する検討会(第5回)を開催。従来の地震・津波・火山における警報・予報、情報に加え、新たに「噴火速報」(仮称)を設けることを決定した。

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 「噴火速報」(仮称)は、登山者や住人に注意喚起するため、噴火の最初期の段階で、情報を公表するもの。5分以内に、携帯端末を利用した伝達、市町村を通じた伝達、報道機関を通じた伝達を行う。

 これまで気象庁では、「警報」にまで至らない火山活動の変化があった場合、注意を促すために「解説情報」などを発表していたが、名称が注意喚起に結び付いていなかった。また定期的に発表されていることも、危機感を逃しやすい要因となっていた。

 そこで、今回あらたに、注意喚起を明確に示す「噴火速報」(仮称)を設けることを決定。噴火警戒レベル1の火山において、初めて実際に噴火があった場合、また噴火警戒レベル2の火山において、いままでの規模とは異なる噴火が確認された場合、事実が確認された時点ですぐに「噴火速報」(仮称)を発表する。

《冨岡晶@RBB TODAY》

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