スマホ広告市場、2016年には国内ネット広告の過半数に

エンターテインメント 話題
スマートフォン広告市場予測(2015年版)
スマートフォン広告市場予測(2015年版) 全 2 枚 拡大写真

 サイバーエージェント子会社のCyberZは18日、「2015年 スマートフォン広告市場動向調査」の結果を発表した。

【画像全2枚】

 「スマートフォン広告市場動向調査」は、CyberZがシード・プランニング社と共同で調査を行い、毎年発表しているレポート。今年で3回目。今回は、スマートフォン広告を「検索連動型広告」(検索結果ページに表示される広告)、「ディスプレイ広告」(バナー型の広告枠内に動画や図などがビジュアル表示される広告)、「成果報酬型広告」(プロモーション対象のアプリをユーザーがインストールすることに対し、インセンティブを付与する仕組み)に分類し、市場規模予測を算出している。

 それによると、2014年のスマートフォン広告市場規模は、前年比162%となる3,008億円だった。前年調査時点では2,304億円と予想されていたが、それを大きく上回る高成長になった。商品別では、検索連動型広告市場が1,200億円(前年比140%)、ディスプレイ広告市場が1,648億円(前年比193%)、成果報酬型広告市場が160億円(前年比109%)。とくに、ディスプレイ広告市場が、前年比193%と急成長している。全体に占めるディスプレイ広告の構成比も、過半数を突破した。

 この好調は2015年も続き、スマートフォン広告市場は3,903億円(前年比129%)と高い成長率を継続すると予想されている。緩やかになりつつも2016年には、スマートフォン広告市場規模が4,737億円に達し、インターネット広告市場の55%を占めると予測。2017年には、5,000億円台に到達する見込みだ。

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る