山陽新幹線内の携帯通信、新山口まで利用可能に…3月27日から

鉄道 企業動向
山陽新幹線内で携帯電話通信サービスが利用できる区間(緑)。3月27日からは新山口駅まで(青)利用可能に。年内には小倉~博多間(オレンジ)でも利用できるようにする。
山陽新幹線内で携帯電話通信サービスが利用できる区間(緑)。3月27日からは新山口駅まで(青)利用可能に。年内には小倉~博多間(オレンジ)でも利用できるようにする。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は2月19日、山陽新幹線内で携帯電話通信サービスが利用できる区間を3月から拡大すると発表した。

現在は新大阪駅から徳山駅の先にある太平山トンネルまでの区間で携帯電話の通信サービスを利用できるが、3月27日の初発列車からは大平山トンネルの西側から、多々良山・第1右田・第2右田・第1畦倉・第2畦倉・第1赤岸・第2赤岸各トンネルを経て新山口駅までの区間でも利用できるようになる。

山陽新幹線はトンネルが多く、携帯電話のつながりにくい区間が現在も残っている。JR西日本は国の電波遮へい対策事業に基づき、国からの補助を受けてNTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイル各社と共同で移動通信用中継施設を整備しており、携帯電話の不感地帯の解消を順次進めている。今年中には小倉~博多間の整備も完了する予定だ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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