スパンション、初の車載向けパワーマネジメントICを発表

自動車 ビジネス 企業動向
スパンション
スパンション 全 1 枚 拡大写真

スパンションは2月20日、同社初となるADAS向け6チャンネルDC/DC型パワーマネジメントIC(PMIC)「S6BP401A」のサンプル出荷を開始した。

新製品は、ADASシステム向け2次電源用IC。ADASに必要とされる全ての電源を1チップで供給できる、6チャンネルの電源出力を持ったPMICとなる。チャンネル構成は、4チャンネルのDC/DCコンバータと、2チャンネルのLDO。出力設定抵抗と位相補償回路は全チャンネル分内蔵されているため、PCBサイズとBOMを削減でき、小型かつコスト効率の高いADASが実現できる。

内蔵ウィンドウ・ウォッチドッグタイマー、各チャンネル独立のコントロールピン、チャンネル毎の高精度な出力監視向け専用ピンを搭載。これにより、ASIL-B準拠の高い信頼性を持ったシステム構築が可能となる。また、様々なシステム要求に対応するために、各出力レベルは、高精度でかつ幅広い電源レベルに対応可能。各電圧レベルは顧客の要求仕様に沿って、工場出荷時に設定される。

S6BP401Aは、40ピンのQFNパッケージにてサンプル出荷中。価格は13米ドル(約1544円)。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  3. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  4. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 3人乗り電動バイク「e-NEO」、北海道初上陸...100V電源でも充電可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る