【トライクス F6T 発表】リアフェイスはなぜ新型 NSX 風に!?…関係者「じつは偶然」

モーターサイクル 新型車
トライクス F6T
トライクス F6T 全 12 枚 拡大写真

3輪バイク「トライク」の製造・販売を手がけるトライクスは2月20日、ホンダ『ゴールドウイング F6B』をベースにしたトライク『F6T』を発表。車両の受注を開始した。F6Tのリアフェイスデザインは、新型『NSX』に似ている。なぜこのデザインとなったのか。

トライクスの関係者は「(意匠関係について)ホンダさんとは関係なく、完全に弊社のスタッフがオリジナルでデザインしたもの。デザイン原画は一昨年の12月に出ている」と話す。続けて「デザインにあたって、“ホンダさんが純正で出すなら、どんなデザインになるか”ということを意識した。目指したのは“純正感”。新型 NSX に偶然似てしまったことは、我々も驚いた」と明かした。

F6Tは純正感を目指したとのことだが、それは外身だけではない。ゴールドウイング F6Bを3輪化するにあたって、可能な限り純正パーツを用いた。リアサスペンションは純正をそのまま利用し、ブレーキシステムもゴールドウイングの前後連動ABSの機能を損なわないよう、純正キャリパーを流用し、トライクに特化したセッティングにしている。

関係者は「これから正規販売店を増やすにあたって、メンテナンスの容易化は必須。修理はできるが“メカニックのウデ次第”ということではならない。そして何より、独自のパーツを多数使うことによる“品質の劣化”を避ける狙いもある」と語った。

《阿部哲也》

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