ランクセス日本法人社長「引き続き自動車業界向け軽量化素材に注力」

自動車 ビジネス 企業動向
ランクセス ペーター・ワインマール 社長
ランクセス ペーター・ワインマール 社長 全 4 枚 拡大写真

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセスの日本法人の社長を務めるペーター・ワインマール氏は2月20日に都内で会見し、「ランクセスは引き続き自動車業界向け軽量化素材に注力していく」との方針を改めて示した。

ワインマール社長は「ランクセスは高性能プラスチックの『デュレタン』と『ポカン』、革新的な『テペックス』コンポジットシート技術、『ハイアント』技術サービスなどで、自動車メーカーに最先端の軽量化のソリューションを引き続き提供していく」とした上で、「これらのソリューションによって、ランクセスの顧客は、より軽量で、低燃費、そしてCO2排出量の少ない性能を備えた自動車の性能が可能になる。それにより環境に優しく、より効率的な世界が実現する」と強調した。

さらに「ドイツのボンド・ラミネーツ社を買収後、ランクセスは自動車業界向けに、軽量化ソリューションにおける競争力を強化するとともに軽量化製品のポートフォリオも拡大してきた。例えばアウディ『A8』向けに開発されたフロントエンドモジュールや、ZF社と提携したポルシェのブレーキペダルの開発といったプロジェクトは、自動車業界向けの主要なソリューションプロバイダーとしてのランクセスの地位を明確に示すものだ」とも話した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る