【ジュネーブモーターショー15】三菱、新PHEV搭載の小型SUVコンセプトカーを初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
ミツビシ コンセプト XR-PHEV II
ミツビシ コンセプト XR-PHEV II 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は、3月3日から15日までスイスで開催されるジュネーブモーターショーに、新PHEVシステムを搭載する小型SUVのコンセプトカー『ミツビシ コンセプト XR-PHEV II』を世界初公開する。

ミツビシ コンセプト XR-PHEV IIは、『アウトランダーPHEV』に次ぐ、プラグインハイブリッド車(PHEV)の第2弾を想定した小型SUVのコンセプトカー。

新PHEVシステムは、MIVECエンジン、新開発のモーターとジェネレーター、新型パワードライブユニットをフロントに搭載したFFタイプ。大容量バッテリーを低重心化に貢献するようフロア下に配置している。

新型パワードライブユニットは、インバーターと可変電圧システムで構成し、小型・高効率なシステムでありながら高出力・高トルクを実現。走行時のCO2排出量を40g/km以下に抑え、プラグインハイブリッドでクラストップレベルの環境性能とした。

このPHEVシステムは、モーター走行を基本に、エンジンが発電と駆動の両方を担い、走行状況やバッテリー残量に応じて、EV走行、シリーズ走行、パラレル走行のうち最適な走行モードを自動選択する。また、バッテリーセーブモードやバッテリーチャージモードを使うことで、いざという時にEV走行することが可能になる。

そのほか、昨年11月にタイで発売した『トライトン』の欧州仕様で、今夏より欧州で販売を開始する予定の新型ピックアップトラック『L200』を欧州初披露。また、欧州向けの一部車種に搭載予定のAndroid Auto、Apple CarPlay対応のスマートフォン連携ディスプレイオーディオを世界初公開する。

《纐纈敏也@DAYS》

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