消防士が飲酒運転、短時間に2度の衝突事故

自動車 社会 社会

21日午前5時ごろ、奈良県奈良市内の名阪国道(国道25号)でガードレールに衝突していた乗用車をパトロール中の警官が発見した。運転していた33歳の男性消防士は酒に酔った状態。三重県名張市内でも事故を起こし、逃走していたことが判明している。

奈良県警・高速隊によると、現場は奈良市針町付近で片側2車線の緩やかなカーブ。パトロールしていた同隊の隊員が、道路左側のガードレールに衝突している乗用車を発見。運転していた三重県名張市内に在住する33歳の男性消防士は酒に酔った状態。顔面や胸部を打撲する重傷を負い、近くの病院へ収容された。

後の調べで、この男性は同日の午前3時50分ごろ、名張市黒田付近の国道165号で乗用車を運転中に電柱へ衝突する事故を起こし、大破したクルマを現場へ放置して逃走していたこともわかった。事故後にこの現場近くの実家へ向かい、別のクルマに乗り換えて逃走を続け、奈良市内での事故を起こしていた。

簡易聴取に対して男性は、奈良市での事故については「酒を飲んだ後にクルマを運転していた経緯を覚えていない」としながらも、名張市での事故については「地元にいられなくなると思い、遠くに行こうと思った」などと供述しているようだ。警察では男性の回復を待ち、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る