ヤマハの電動アシ自転車 PAS、国内販売で16万台目指す…前年比6.9%増

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ヤマハ発動機 PAS 2015年モデル 説明会
ヤマハ発動機 PAS 2015年モデル 説明会 全 8 枚 拡大写真
ヤマハ発動機は2月26日、電動アシスト自転車(PAS)の2015年の国内販売で前年比6.7%増の16万台を目指す計画を明らかにした。PASなどを手がけるSPV事業部の森本実事業部長が同日都内で会見し、方針を示した。

森本事業部長はまず14年のPASの販売実績について「昨年はファミリーPASということで1家に1台から、1家に複数台使用して頂こうという発想から商品展開してきた結果、総需要が前年比106%の47万5000台だったのに対し、ヤマハは15万台、同115%でシェアが1.5ポイントアップの31.6%になった」と振り返った。

15年の事業展開に関しては「購入後の満足度調査で『取り回しが楽な方が良かった』という声が寄せられおり、15年は軽量・コンパクト・高性能で、かつドライブユニットの中の磁石を35%削減した非常に環境に優しいドライブユニットを搭載した商品の展開で、軽量化の革命をあたえていく活動を行う」と説明。

その上で「総需要は50万台を想定しているが、その中でヤマハは16万台の販売計画。前年比107%、シェア32%を目指していく。また他社へ供給している分を含めたドライブユニットの出荷台数のシェアを前年比1ポイントアップの54%を実現していきたい」と述べた。

《小松哲也》

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