イタリアのアルファロメオは2月24日、スイスで3月3日に開幕するジュネーブモーターショー15において、『4Cスパイダー』の欧州仕様車を初公開すると発表した。
4Cスパイダーの市販モデルは1月、デトロイトモーターショー15でワールドプレミア。アルファロメオは2014年春、ジュネーブモーターショー14に、4Cスパイダーの「デザインプレビュー」を出品。デトロイトモーターショー15で初公開されたアルファロメオ4Cスパイダーは、その市販版。
コンセプトカーに対して、細部のデザインを手直し。クーペの『4C』とは異なり、ボディサイド後方に、エアインテークが装備される。ルーフは、コンベンショナルなソフトトップ。これは、クーペ版では895kgという4Cの超軽量ボディに、オープン化に伴う重量増を抑えるための選択。アルファロメオによると、クーペの4Cからの重量増は、およそ60kgに抑えられるという。
イタリアのアルファロメオ・スタイル・センターが手がけたオープンボディのミッドシップには、排気量1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力237hp、最大トルク35.7kgmを発生する。トランスミッションは、TCTと呼ばれるデュアルクラッチ。
ジュネーブモーターショー15では、このアルファロメオ4Cスパイダーの欧州仕様車が初公開を飾る。会場には、イエローとホワイトの2台を展示。また、欧州仕様のスペックに関しては、0-100km/h加速が4.5秒、最高速が257km /hと公表されている。