日本で、そして世界のレースシーンでも…さらなる飛躍を期す2015年の日産&ニスモ

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日産/ニスモは28日に、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで今季のモータースポーツ活動に関する発表会を実施した(右はGT300、左はGT500に参戦するGT-R)。
日産/ニスモは28日に、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで今季のモータースポーツ活動に関する発表会を実施した(右はGT300、左はGT500に参戦するGT-R)。 全 8 枚 拡大写真

2月28日に2015年モータースポーツ活動計画発表会を実施した日産/ニスモは、WECやSUPER GTのみならず、今季も国内外のモータースポーツシーンを大いに賑わせてくれそうだ。

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「Nissan GT-R NISMO GT3」は今季もSUPER GT/GT300クラスだけでなく、国内外で獅子奮迅の活躍となる。まず国内の「スーパー耐久シリーズ」(S耐)には、近藤真彦監督率いるKONDO RACINGと日産自動車大学校によるコラボチームから「スリーボンド日産自動車大学校 GT-R」がST-Xクラスに参戦。ドライバーは藤井誠暢、星野敏、高星明誠が務める。また、S耐ではST-3クラスに5台が登場予定の「フェアレディZ NISMO RC」に関しても、参戦チームへの技術支援を行なう。

海外での「Nissan GT-R NISMO GT3」の活躍の主舞台は、ブランパン耐久シリーズやニュルブルクリンク24時間レース。いずれも「Nissan GT Academy Team RJN」(RJNとニスモとのジョイントチーム)が参戦し、ニュル24時間を戦う2台のうちの1台にはミハエル・クルム、ルーカス・オルドネス、星野一樹、千代勝正という“日本馴染み度”の高い4人組が乗り組む予定だ。

もちろん若手育成にも力を注ぐ。全日本F3選手権には「B-MAX Racing Team with NDDP」からオルドネスと高星が参戦。ゲーマー出身から、GT500やルマンに参戦するまでに出世したオルドネスが、日本のフォーミュラでどんなパフォーマンスを見せるのか、これは必見である。一方、今季はGT300やS耐にGT-Rで参戦する高星は、昨年の全日本F3でシリーズ3位だったドライバー。雪辱をかけ、今季はタイトル獲得を目指す(高星はF3-Nクラスの王者になった経験はあるが“総合”での王座は未獲得)。

そして世界的なドライバー交流参戦計画、「ニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラム」もさらに活発化するようだ。オルドネスがGT500&全日本F3に参戦し、千代が今季も欧州のブランパン耐久シリーズにRJNのGT-Rで参戦(千代はGT300にも強豪GAINERチームからGT-Rで参戦)。また、RJNの主力選手として活躍中のウォルフガング・ライプが、SUPER GT第5戦の鈴鹿1000kmに#3 B-MAX NDDP GT-Rの第3ドライバーとして参戦する予定となっている。

WECや欧州ルマン・シリーズ(ELMS)のLMP2クラス、そしてELMSやアジアン・ルマン・シリーズのLMP3クラスにもエンジン供給・技術支援を積極的に展開していくなど、LMP1(WEC&ルマン)でのワークス活動が加わった今季はまさにフル回転といった印象の日産/ニスモ。宮谷正一・ニスモ最高経営責任者は「昨年の好成績に甘んじることなく努力を続け、さらにはLMP1に革新的なマシンで参戦します。今までになかった新たなワクワクを提供し、ファンやスポンサーのみなさまとともにレースの興奮、勝利の喜びを味わっていきたいと思います」と、新季への抱負を話した。

また宮谷CEOは、2月8日に開催されたオーストラリアのビッグレース「バサースト12時間」でGT-R(千代&ライプ&フローリアン・ストラウス組)が総合優勝したことにも触れ、さらなる飛躍を目指す今季への「幸先の良いスタートです」と語っている。

《遠藤俊幸》

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