【F1】最終日はボッタスがトップ、ホンダまたトラブル…バルセロナ最終テスト4日目

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最終日でトップタイムを記録したバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
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スペインのカタロニア・サーキットで行なわれているバルセロナ合同テストでは最終日を迎え、バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が1分23秒063でトップタイムを記録した。

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26日から始まった最終テストではメルセデスのパワーユニットを積むチームが好調。ウイリアムズ勢としては初日以来のトップタイムとなった。2番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはフェリペ・ナスル(ザウバー)が続いた。フェラーリのパワーユニット勢も上位に食い込み、2週間後に迫った開幕戦に臨む。

前日までライバルを圧倒するタイムを記録していたメルセデス勢、最終日はニコ・ロズベルグが担当し1分25秒186。少し伸び悩んだように見えるが、上位陣が一番タイムが出やすいスーパーソフトタイヤを履いていたのに対し、ロズベルグはやや耐久重視のミディアムタイヤで記録。これがスーパーソフトだったら、驚異的なタイムになっていたかもしれない。

マクラーレン・ホンダは再びジェンソン・バトンが乗り込み最終日のテストに臨んだが、朝からセンサー系のトラブルに見舞われ、30周と十分に走り込めず。タイムは1分25秒327となった。

これで2015年のプレシーズンテストは終了。3月13日に開幕するオーストラリアGPに向け各チームは最終準備に入る。

2015 F1バルセロナ最終テスト 4日目結果
1.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分23秒063(89周)※スーパーソフト
2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分23秒469(129周)※スーパーソフト
3.フェリペ・ナスル(ザウバー)1分24秒023(159周)※スーパーソフト
4.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分24秒527(85周)※スーパーソフト
5.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分24秒638(72周)※ソフト
6.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分25秒113(130周)※スーパーソフト
7.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分25秒186(148周)※ミディアム
8.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分25秒327(30周)※スーパーソフト
9.パストール・マルドナード(ロータス)1分28秒272(36周)※ミディアム

(※)はタイム記録時に装着していたタイヤ(ピレリ発表より)

《吉田 知弘》

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