2月の新車総販売台数は14.7%の落ち込み

自動車 ビジネス 国内マーケット
マツダ デミオ
マツダ デミオ 全 2 枚 拡大写真

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が3月2日に発表した2月の新車販売統計(速報)は、総台数が前年同月比14.7%減の48万2103台と、1月(19.1%減)に続いて大きく落ち込んだ。マイナスは2か月連続。

消費税引き上げ前の駆け込み需要が大きかった昨年の反動が続いている。ただ、1昨年2月との比較では1%の小幅ながら上回った。2月の総販売のうち登録車は14.2%減の28万8348台で、昨年8月から7か月連続のマイナス。軽自動車も15.4%減の19万3755台と不振で、2か月続けて減少した。

昨年、激しいシェアトップ争いが続いた軽は、通年で2位だったダイハツ工業がスズキを上回り、3か月連続で首位をキープした。メーカー別では普通車の需要が堅調なトラック専業メーカーの日野自動車、いすゞ自動車、UDトラックスの3社が前年を上回ったものの、乗用車8社は軒並みマイナスだった。その中で、軽自動車を除いた登録車に限れば、新商品群が好調なマツダ(3.1%増)と富士重工業(スバル=21.7%増)の2社が前年を上回った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る