「天空の城」ラッピング車、内装をリニューアル…3月20日から運行

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今年は3月20日から運行を開始する『天空の城 竹田城跡号』。車内もリニューアルする。
今年は3月20日から運行を開始する『天空の城 竹田城跡号』。車内もリニューアルする。 全 1 枚 拡大写真

JR西日本は竹田城跡(兵庫県朝来市)の山開きにあわせ、3月20日から特急『はまかぜ』を播但線の竹田駅に臨時停車させる。臨時普通列車『天空の城 竹田城跡号』も、使用車両をリニューアルして運行する。

竹田城は、兵庫県北部の朝来市内にあった山城。城跡は近くを流れる円山川の川霧に包まれることがあり、「天空の城」などと呼ばれている。竹田城跡を訪れる観光客の増加で城跡の東側にある竹田駅の利用者も増えていることから、JR西日本は播但線を走る大阪発着の特急『はまかぜ』を竹田駅に臨時停車させるなど、観光輸送を強化している。

JR西日本福知山支社などの発表によると、今年は大阪発の下り『はまかぜ1号』と『はまかぜ3号』が竹田駅に停車。大阪行きの上りは『はまかぜ4号』と『はまかぜ6号』が同駅に停車する。当面の臨時停車期間は3月20日から6月30日までで、今年は平日も含め毎日停車して利便性を向上させる。

和田山~寺前間の臨時普通列車『天空の城 竹田城跡号』も、3月20日から6月30日まで毎日運行する。運行時刻は、上りが和田山10時26分発~竹田10時33分着~寺前11時28分着、下りが寺前14時05分発~竹田14時48分発~和田山14時58分着になる。

車両は2014年と同様、車体に竹田城跡を描いたラッピング車を使用するが、今年は車内もリニューアル。窓側を向いた座席や、観光情報を流すモニターを設置する。床は「暖かみのある木目調」にするという。ただし、車両検査など運用上の都合で別の車両を使用する日がある。

運行開始に先立つ3月8日には、山陰本線の豊岡駅4番線ホームでラッピング車の展示会を行う。開催時間は11時から12時まで。また、運行初日の3月20日は10時から10時30分まで、和田山駅5番線ホームで出発式を行う予定だ。

《草町義和》

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