日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは3月2日、『QX30 コンセプト』の概要を明らかにした。実車は3月3日(日本時間3月3日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15で初公開される。
QX30 コンセプトは、インフィニティが小型プレミアムクロスオーバー車の市場へ参入するために開発した1台。世界のプレミアムコンパクトカー市場は、大幅な成長が見込まれている。この市場に向けて、インフィニティが用意する新型車のひとつが、『QX30』。
インフィニティは、SUVやクロスオーバー車に「QX」という呼称を使用。現在、QXのボトムラインには、『QX50』(日本名:日産『スカイラインクロスオーバー』)がある。QX30は、この下に位置するモデルになる。
ジュネーブモーターショー15で初公開されるのは、QX30のコンセプトカー。インフィニティのグローバルチームがデザインを担当。クーペのような小型クロスオーバー車のフォルムを作り出した。
インテリアは、レザーなどの素材を厳選して、高品質な仕上がりを追求。ダッシュボードやステアリングホイール、シフトレバー、シートなどに、ブラウンを効果的に使用している。