マレーシア航空、輸送能力10%カットへ 組合はオープンな協議を要求

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア航空(参考画像)
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政府系投資会社カザナ・ナショナルはマレーシア航空(MAS)の再建計画について、利益が見込める国内線及び国際線に注力するため輸送能力を10%カットすると発表した。

再建計画について、これまで民間セクターから36件の提案が寄せられており、内容を精査していると明らかにした。

これまで発表されている再建計画では、国内及び東南アジア諸国連合(ASEAN)路線の年間輸送能力を6-8%拡大させ、クアラルンプールを拠点とした運航を行うためアジア太平洋行きの輸送能力を5%拡大させることを目標に掲げている。

2日より初めての外国人最高経営責任者(CEO)にドイツ人のクリストフ・ミュラー氏が就任しており、黒字化に向け様々な取り組みが行われることが予想されている。MASがサプライヤーなどと締結している全ての契約、約4,000件についても見直しが行われており、社員の能力評価を実施している。再建計画では、6,000人の雇用削減が発表されている。

MAS従業員組合(MASEU)は、雇用削減についてなにも知らされていないとした上で、実施する場合は従業員とのオープンな協議を行うことを希望するとの見解を示した。

MASは6月30日までMASとして運航するが、7月1日からはMASに代わる新たな組織「マレーシア・エアラインズ・システムズ」として運航する。

広瀬やよい

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