昨年のマレーシア投資誘致額、過去最高の2,359億リンギ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

2014年における投資誘致額(認可ベース)は、過去最高の2,359億リンギとなった。2013年は2,194億リンギだった。

ムスタパ・モハメド通産相が、マレーシア投資開発庁(MIDA)による2014年の投資パフォーマンス発表の場で明らかにした。

昨年の投資誘致額の72.6%(1,713億リンギ)が国内直接投資(DDI)で、残りの27.4%(646億リンギ)が外国直接投資(FDI)だった。投資案件数は5,942件だった。17万8,360人分の雇用が見込まれている。

サービス業への投資額が1,496億リンギ(5,059件)で最も多く、全体の63.4%を占めた。2番目は製造業(719億リンギ、30.5%、811件)、3番目が一次産業(144億リンギ、6.1%、72件)だった。サービス業で9万8,540人、製造業で7万8,340人、一次産業で1,480人分の雇用の創出が見込まれている。

製造業の投資額は前年比で38%大幅増加した。811件のうち、450件が新規の投資プロジェクトで、361件が事業の拡張や多角化プロジェクトへの投資だった。国・地域別のFDI誘致先は、日本が109億リンギ(55件)でトップ。2位以下は▽シンガポール(78億リンギ、121件)▽中国(48億リンギ、24件)▽中国(19.8億リンギ、23件)▽ドイツ(44億リンギ、13件)▽韓国(15億リンギ、11件)--となった。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  6. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  7. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  8. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  9. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  10. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る