成田国際空港は、1月の運用状況を発表した。航空機発着回数は、前年同月比3%減の1万8736回と、2011年10月以来、39か月ぶりにマイナスとなった。
国際線の発着回数が一部路線の減便や運休などの影響で同3%減の1万4609回となった。国内線は横ばいの4127回だった。
航空旅客人数は、同7%減の279万5451人とマイナスだった。国際線が同9%減の233万0771人と低迷した。外国人は円安の効果や、消費税免税制度の拡充、中華圏からの訪日旅客の増加で同12%増の86万0331人と1月として過去最高となった。
国内線は、LCC(格安航空会社)による新規就航や増便などの効果で、同6%増の46万4680人と1月として過去最高となった。
国際航空貨物量は同2%増の15万8199トンと2か月連続でプラスだった。
給油量は同9%減の37万4153キロリットルだった。