【ジュネーブモーターショー15】マクラーレン 650S に頂点、「675 LT」… 500台の限定生産に

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マクラーレン 675 LT(ジュネーブモーターショー15)
マクラーレン 675 LT(ジュネーブモーターショー15) 全 12 枚 拡大写真

英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、マクラーレン『675 LT』をワールドプレミアした。

675 LTは、マクラーレン『650 S』をベースに開発されたサーキット走行にも対応する高性能モデル。650 Sに対して、およそ100kg軽量化。乾燥状態の車両重量は、1230kgに抑えられた。カーボンファイバー製のリップスポイラー、追加された冷却用のインテーク、ツインチタニウム・エグゾーストなど、多くの専用装備を採用。

エアロダイナミクス性能も追求。車名の「LT」は、1997年に発表された伝説のレーシングカー、マクラーレン『F1 GTR』の特徴だったロングテールに由来。675LTには、「アクティブ・ロングテール・エアブレーキ」が装備される。マクラーレンによると、アクティブ・ロングテール・エアブレーキは、650Sに対して、ダウンフォースを40%引き上げる効果があるという。

3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、650S用に対して、部品の50%以上を新設計。最大出力は650 Sの650psから、675LTでは675ps/7100rpmまで引き上げられた。最大トルクは71.4kgm/5500-6500rpm。トランスミッションは7速「SSG」。マクラーレン675 LTは、0‐100km/h加速2.9秒、最高速330km/hと、世界トップレベルの動力性能を達成している。

ジュネーブモーターショーのプレスカンファレンスにおいて、マクラーレンは、「675 LTは限定生産車」と発表。全世界に向けて、500台を限定生産する。なお、英国でのベース価格は、25万9500ポンド(約4770万円)と公表されている。

《森脇稔》

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