認知症の高齢女性、誤進入した自動車専用道ではねられ死亡

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1日午前1時15分ごろ、宮城県仙台市若林区内の仙台南部道路(自動車専用道)上り線で、本線上を歩いていた78歳の女性に対し、後ろから進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマを運転していた50歳の女を逮捕している。

宮城県警・高速隊によると、現場は仙台市若林区日辺付近で片側1車線の対面通行区間。78歳の女性は上り線側の路肩寄りを歩いていたところ、後ろから進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた福島県相馬市内に在住する50歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は長町インターチェンジ(IC)の料金所から約500mの地点。街路灯は設置されておらず、夜間の見通しが悪いという。死亡した女性は認知症の疑いがあり、前日昼から行方不明になっていた。警察では女性が長町ICから誤進入したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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