アストンマーティン パーマーCEO「日本市場にマッチしたクルマを作る」

自動車 ビジネス 企業動向
アストンマーティン・ラゴンダ・リミテッドCEOのアンディ・パーマー氏(左)とアジアパシフィックリージョナルディレクターのパトリック・ニコルソン氏
アストンマーティン・ラゴンダ・リミテッドCEOのアンディ・パーマー氏(左)とアジアパシフィックリージョナルディレクターのパトリック・ニコルソン氏 全 12 枚 拡大写真

アストンマーティンは日本法人、アストン・マーティン・ジャパン・リミテッドを設立。これまで以上に日本市場に力を入れていくという。

現在アストンマーティンは世界で約4000台を販売しており、今後はその約10%程度を日本で販売したい意向だ。同社CEOのアンディ・パーマー氏は、「日本は重要なマーケットで、世界でも2番目に大きなラグジュアリーカーマーケットといわれている。そこで当然それにふさわしい数を販売していかなければならない」としたうえで、「クルマも日本市場にマッチするものを作っていく。ディーラーのロケーションもこれから増やしていきたい」と述べる。

具体的には、ETCやナビゲーション、ナンバープレートの取り付けなど、日本市場に即した開発を推し進める。また、近々福岡にディーラーをオープンさせる予定だ。

また、アストンマーティンアジアパシフィックのディレクターであるパトリック・ニコルソン氏も、「日本は非常に大きなポテンシャルがあるマーケット。これからチームと一体になって日本市場の販売台数増加を試みたいと考えている」とコメント。

「新しいモデルを販売すると、日本市場のリアクションが大きく、日本では10%かそれ以上の需要がある」とし、100台限定のアストンマーティン『ヴァンテージGT3スペシャルエディション』では、10台以上の発注があった。「日本市場はまだまだこれから伸びる余地があると思っている。これから更に発展させていきたいと思っている」(パトリック氏)

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る