世界ツーリングカー選手権(WTCC)開幕戦、決勝レースが3月8日、アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド(アルゼンチン) で行われた。
シトロエン・レーシングは、レース1で母国レースであるホセ-マリア・ロペスがポールポジションから危なげなく優勝を飾り、レース2では、8番手からスタートしたセバスチャン・ローブが優勝。開幕戦から連勝を果たした。
レース1では、ポールポジションからトップを快走するロペスを筆頭に、2位にはイヴァン・ミューラー、3位にはローブが入り、シトロエン「C-エリーゼ WTCC」が表彰台を独占した。
リバースグリッドで行われるレース2では、7番手スタートのチンホワ、8番手スタートのローブがジャンプアップ。1周目にして1-2体制を築く。10番手からスタートしたロペスも7番手に上がった。2周目にはローブがトップに上がり、チンホワはアクシデントでピットインしたが、代わってロペスが3番手にまで浮上。その後アクシデントが多発しセーフティカーが導入され、レース再開と同時にロペスが前車をパスし2番手となる。ローブはロペスとの間隔を保ちトップを快走、勝利を飾った。ロペスは2位となり、レース1の勝利と合わせランキングトップとなっている。
■レース1
1位:ホセ-マリア・ロペス(シトロエン)
2位:イヴァン・ミューラー(シトロエン)
3位:セバスチャン・ローブ(シトロエン)
4位:ティアゴ・モンテイロ(ホンダ)
5位:ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダ)
6位:ノルベルト・ミケリス(ホンダ)
■レース2
1位:セバスチャン・ローブ(シトロエン)
2位:ホセ-マリア・ロペス(シトロエン)
3位:ティアゴ・モンテイロ(ホンダ)
4位:ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダ)
5位:メフディ・ベナーニ(シトロエン)
6位:ノルベルト・ミケリス(ホンダ)