コンチネンタル、中国や北米が好調で最終利益24億ユーロ…2014年12月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
コンチネンタル
コンチネンタル 全 3 枚 拡大写真

コンチネンタルが発表した2014年12月期連結決算は、純利益が前年同月比23.5%増の24億ユーロとなった。

【画像全3枚】

売上高は、中国と北米が好調だったことから、同3.5%増の345億ユーロと増収となった。為替換算で4億7000ユーロのマイナス、連結範囲の変更で4.2%の増収効果があった。

EBITは2.5%増の33億ユーロで、EBITマージンが前年より0.1ポイントダウンの9.7%だった。調整後EBITは、買収関連の減価償却と特殊効果によって同3.7%増の39億ユーロとなった。資本利益率(ROCE)は、20%となり、5年連続で増加した。

今期はヴェヤンステクノロジーの買収効果13億ユーロを含めて、同9%増の375億ユーロを計画する。北米とアジア、特に中国での需要増加を見込んでいる。調整後EBITマージンは10.5%を上回る見通し。

一方、同社は、2020年までの成長プランを発表した。総重量が6トンまでの車両の生産台数は、1~1億0500万台程度と予測し、消費者の需要増と、安全性や燃費に関する規制強化で、エレクトロニクスやソフトウェアの車両搭載が成長する見通し。このため、同社では2020年までに利益を伴った売上高500億ユーロ以上を目標とする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る