横浜ゴム、極寒冷地仕様コンベヤベルトの本格販売を開始…資源開発市場の需要獲得

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横浜ゴム アイスガードAR
横浜ゴム アイスガードAR 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは3月11日、資源開発市場の需要取り込みの拡大を狙い、極寒冷地仕様のコンベヤベルト「アイスガードAR」の販売を本格化すると発表した。

現在、資源開発は採掘が難しい北極圏などの寒冷地へ対象が広げられており、厳しい環境でも使用可能なコンベヤベルトのニーズが高まっている。こうした背景から横浜ゴムは寒冷地仕様のコンベヤベルト開発に取り組んできた。これまでカナダのオイルサンド採掘現場向けなどを対象に開発を進め、その耐寒性、耐衝撃性において高く評価されたため全世界向けに本格販売する。横浜ゴムは世界各地で具体的な商談を進めており、今後はさらに販売強化を図っていく。

オイルサンドは鉱物油分を含んだ砂岩で、加工すると石油が採取できるため石油代替燃料資源として注目を集めている。横浜ゴムのコンベヤベルトが運用されているカナダ・アルバータ州の採掘現場では、冬の気温がマイナス40~50度まで下がるためゴムの弾性が低下する傾向にある。このため、運搬物がコンベヤベルト上に落下した際の衝撃で亀裂が生じるなど、製品寿命やメンテナンス周期が短くなることが課題となっていた。こうした課題に対応するため、横浜ゴムは独自のポリマーブレンド技術を応用して耐寒性、耐衝撃性を高次元でバランスしたコンベヤベルトの開発に成功した。

《纐纈敏也@DAYS》

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