川崎近海汽船、岩手県宮古港と北海道室蘭を結ぶフェリーを2018年から運航へ

船舶 企業動向
川崎近海汽船(Web)
川崎近海汽船(Web) 全 1 枚 拡大写真

川崎近海汽船は、岩手県宮古港と北海道室蘭港を結ぶ新たなフェリー航路を2018年に開設すると発表した。

東日本大震災後、三陸沿岸道路、宮古盛岡横断道路の開通が急ピッチで進められており、宮古港から岩手県内各地、仙台、首都圏へのアクセスが大幅に向上する見通し。トラック事業者からドライバーがフェリー乗船中に、継続して8時間休息がとれるように、10時間で結ぶ新航路開設のニーズがある。

また、宮古港、室蘭港とも、近隣に国立公園など、観光資源が豊富で旅客需要が見込まれる。これらを背景に、速力20ノットで宮古~室蘭間325kmを10時間で結ぶフェリーを就航することで、輸送需要を取り込んでいく。

運航計画は1日1往復で、航海時間は10時間、停泊2時間で通年運航する。

宮古市、室蘭市などの地元自治体は、フェリー航路誘致に積極的で、トラック事業者を中心に、同航路の開設に強い期待を持っているとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る