【ジュネーブモーターショー15】キア ピカント に改良新型…欧州Aセグで競争力維持
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初代ピカントは2004年に誕生。地元、韓国では『モーニング』を名乗る。欧州にも輸出されており、Aセグメントに属するキアの入門モデルの役割を持つ。
2代目となる現行型は2011年春、ジュネーブモーターショー11で発表。ドイツ・フランクフルトのキア欧州デザイン部門が設計。従来からの5ドアに加えて、現行型には3ドアも用意された。大きく口を開けたバンパーが、外観の特徴。
ジュネーブモーターショー15で初公開されたのは、現行ピカントのデビュー4年を経て、初の大幅改良が施されたモデル。内外装を中心にアップデート。クルーズコントロールやタッチスクリーンタイプのインフォテインメントシステムなど、装備の充実が図られた。
欧州向けのエンジンは、引き続き「カッパ」と呼ばれるガソリンユニット。中でも1.0リットルの直列3気筒エンジンに、改良を実施。最新の排出ガス基準、ユーロ6を満たす。
ジュネーブモーターショー15のプレスカンファレンスでは、キアは改良新型ピカントの進化ぶりを強調。「このスタイリッシュなAセグメントハッチバックが、競争力を維持するために、ダイナミックさと見た目を引き上げた」とコメントしている。
《森脇稔》
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