北総鉄道7260形、3月22日に「さよなら運転」

鉄道 企業動向
北総7260形が3月22日に引退することが決定。当日は印西牧の原~京成上野間で「さよなら運転」が行われる。
北総7260形が3月22日に引退することが決定。当日は印西牧の原~京成上野間で「さよなら運転」が行われる。 全 3 枚 拡大写真
北総鉄道は3月22日、京成電鉄から借り入れている7260形電車の「さよなら運転」を実施する。同社が3月12日発表した。

7260形は京成3300形のリース車。4両編成2本(3308・3316号編成)をつないだ8両編成1本(7268号編成)が運用されており、形式名や車両番号を変更したほか、塗装も北総鉄道のものに変更されている。京成の3300形は2月28日の運行を最後に引退しており、7268号編成の引退で3300形は完全引退となる。

3月22日は引退記念イベントとして事前応募制の車両撮影会(3月13日締切)が行われるが、これに先立ち京成線への乗入れ区間を含む印西牧の原~京成高砂~京成上野間で、7260形の臨時列車が運行されることになった。時刻は往路が印西牧の原9時25分発~京成上野10時13分着、復路が京成上野10時20分発~印西牧の原11時23分着。車両には「さよなら7260形 2015.3.22」と記されたヘッドマークを取り付ける。

列車種別は特急で、千葉ニュータウン中央・小室・白井・西白井・新鎌ヶ谷・東松戸・京成高砂各駅に停車する。一般の臨時列車として運行するため事前の予約などは不要だが、満員の場合は乗車できないこともある。復路の新鎌ヶ谷~印西牧の原間の車内では、乗客に「乗車証明書」をプレゼントする。

このほか、7260形引退の記念切符も3月22日から発売される。硬券乗車券5枚と台紙がセットになっており、京成高砂駅を除く北総線各駅で販売される。発売額は1セット1000円で、2000セット限定。

《草町義和》

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