ボーイング、ソフトバンクの衛星通信サービス会社に資本参加

宇宙 企業動向

ボーイングは、日本国内での災害救援活動向けに衛星通信サービスの提供を目指すソフトバンク・サテライト・プランニングに資本参加したと発表した。

ソフトバンク・サテライト・プランニングとボーイング・サテライト・システムズ・インターナショナル(BSSI)は今後、基本構想の評価と、総務省への提案を共同で行う。

ボーイングは、1990年後半に「Thuraya」(スラヤ)通信衛星で最初の衛星災害救援活動支援システムの運用を開始した。現在、中東、北・中央アフリカ、ヨーロッパ、中央アジア、インド大陸で携帯電話、データ・ファックス通信、メッセージサービスを提供している。

また、ボーイングはメキシコの通信衛星Mexsatの製造契約を受注しており、全面運用が始まる2016年には、災害時や緊急時の通信サービスの確保と遠隔医療が可能となり、遠隔地域の通信アクセスが向上する見通し。

ボーイングの衛星の一つである702HP型機は、モバイル通信用に設計されている。ボーイングでは、ソフトバンクグループと共同事業を行うにあたり、システムに求められる技術的要件に関する知識と、衛星の周回軌道運用における経験を共有するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る