二輪車のABS義務化、ON/OFFスイッチの装備が前提

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二輪車の先進制動システムに関する説明(国土交通省保安基準の改正より)
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二輪車の先進制動システムについて今年1月、国土交通省はABS(アンチロックブレーキシステム)またはCBS(コンバインドブレーキシステム)の義務付けを決めた。

ところが、この装着義務は、装置を常時作動させるものではなかった。ABSのオンオフスイッチの取り付けが可能だというのだ。

同省自動車局の担当者が10日、JIMA(日本輸入モーターサイクル協会)の会員向けに実施した説明会の中で語った。JIMAは二輪車の輸出入に関係するインポーターらが会員となり組織された業界団体。

その中で同技術政策課は「義務付けはABSのオンオフスイッチを規制するものでない」と述べた。これは何を意味するのか。

同課は、近年バリエーションを広げているデュアルパーパスモデルでの装着を一例としてあげる。小排気量から1200ccを超えるものまであり、高速道路走行もオフロード走行も楽しめる新しいジャンルだ。

「舗装路と不整地の両方で使えるモデルなどで走路の状態によって切り替えて走ることができるようにするため。スイッチは常に作動しない状態を維持するためではない」と、説明した。

ABSなどの装着義務化は、二輪車の死亡事故削減を目指したもので、排気量50cc以下の原付バイクなど一部を除き、ほぼすべての公道走行可能な車両が対象。新車では2018年から、継続モデルでも2021年から義務化される。

義務化による車両本体価格の上昇も懸念されている。

《中島みなみ》

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