BMWグループ通期決算、純利益は9.2%増…過去最高 2014年

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ドイツの高級車メーカー、BMWグループは3月12日、2014年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、804億0100万ユーロ(約10兆8900億円)。前年の760億5900万ユーロに対して、5.7%増えた。

また純利益は、58億1700万ユーロ(約7645億円)。前年の53億2900万ユーロに対して、9.2%増え、過去最高を達成している。

2014年の世界新車販売は、BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランド合計で、初の200万台超えとなる211万7965台。前年比は7.9%増だった。ブランド別では、BMWが前年比9.5%増の181万1719台。MINIは0.9%減の30万2183台と後退。ロールスロイスは11.9%増の4063台という結果。

グループ全体の2014年市場別実績は、中国が前年比16.7%増の45万5979台。中国を含めたアジア全体でも、13.8%増の65万6395台と伸びた。米国は3.9%増の48万1056台。欧州は91万3803台で、前年比は6.4%増。信用不安を抜け出し、2年ぶりのプラスとなった。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「2014年もBMWグループの業績は、引き続き好調。販売台数、売り上げ、収益ともに新記録を達成した」と語っている。

《森脇稔》

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