インド政府は10日、昨年12月から今年2月までにエアインディアで乗務員不足などが下人となる遅延が89件発生したと発表した。
またインド航空省マヘーシュ・シャルマ大臣は同社が最近、今後の機体の増加や退職者を見越して52名の客室乗務員経験者を雇用したことを明らかにした。
シャルマ航空相はエアインディアの度重なる遅延は乗務員不足によるものとしている。
2月1日時点で同社には2,330名の正社員と779名の契約社員がいるが、そのうち13名は長期疾病休暇、119名は産休または育休のため不在であるという。
また社員の他に研修生の採用も開始しており、現在までに357名の候補生が採用され59名が既に訓練に参加しているとエコノミックタイムスは伝えている。