英国ヨーク公爵、ベントレー本社工場を訪問…新研修制度を見学

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英国ヨーク公爵、ベントレー本社工場を訪問
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英国王室ヨーク公爵アンドルー王子は3月9日、英国クルーのベントレー本社工場を訪問。研修生と面会し、新研修制度のトレーニング内容や、従業員の技能を向上させていくアプローチについて説明を受けた。

ヨーク公爵は、10代の若者を対象とする訓練校、ユニバーシティ・テクニカル・カレッジ(UTC)の支援者でもあり、今回の訪問では、サウスチェルシー地区に2016年9月に開設される、クルー エンジニアリング&デザインUTCに対する、ベントレーとその協力企業の取り組みについても説明を受けた。

ベントレーによる新研修制度は、すでに実績のある2元的な教育モデルをベースに、同社の得意分野であるウッド、レザー、メカトロニクスといった専門分野で職務能力評価を行い、経験を積んだマスター・トレーナーとともに適切な人材配属を行うものだ。

ヨーク公爵は、ウッド、レザー、エンジン生産のエリアに新たに設置された特設のトレーニングスペースで働く研修生や従業員と面会した。

今回のヨーク公爵訪問について、ベントレーのウォルフガング・シュライバー会長兼CEOは、「当社のラグジュアリーと性能に関する高い水準を実現するには、高度な技術と高いモチベーションを持つ従業員が必要だ。そのため我々は、従業員のキャリア全体を通じたトレーニングに投資をしている。クルー工場の全員が公爵殿下の訪問を名誉に感じ、大変に感謝している」とコメントした。

なおベントレーは、クルー本社工場の業務拡大計画を発表。新R&Dセンターに4000万ポンド(約71億円)の投資を行い、エンジニアリング、製造、品質、セールス、マーケティング、およびプロジェクト・マネジメントの分野で300人分の新規雇用を創出する。同計画は、2016年までの3年間に総額8億4000万ポンド(約1500億円)を投資する、同社の広範な投資計画の一環となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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